BFZリミテ:黒所感
2015年9月30日 MTG祭壇の刈り取り/Altar’s Reap (1)(黒)
インスタント BFZ, コモン
祭壇の刈り取りを唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
カードを2枚引く。
Illus.Tyler Jacobson (103/274)
再録。この環境ではサクる対象に困ることは少なく、チャンプブロックした末裔トークン、あるいは膨れ鞘や回収ドローンなどをサクってドローに変えるためのカード。青のコモンドローである輝く光波がごみすぎるためドローとしてお呼びがかかるのも少なくなさそう。
血の絆の吸血鬼/Bloodbond Vampire (2)(黒)(黒)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire)・シャーマン(Shaman)・同盟者(Ally) BFZ, アンコモン
あなたがライフを得るたび、血の絆の吸血鬼の上に+1/+1カウンターを1個置く。
3/3
Illus.Anna Steinbauer (104/274)
黒は今回ライフゲインで誘発する能力持ちが多く、エルドラージでない黒をするならば継続的にライフゲインができるようカードを集めたい。こいつはゲイン誘発で+1/+1カウンターが載る。2回誘発すればほぼ地上で止められなくなるためぜひ活用できる構成に組みたい。
骨の粉砕/Bone Splinters (黒)
ソーサリー BFZ, コモン
骨の粉砕を唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
Illus.Deruchenko Alexander (105/274)
祭壇の刈り取りと似た評価になるが、こちらは直接目の前の脅威を排除するため非常に頼りになる。賞味期限の切れた軽量生物を相手のボムにぶつけたい。完全無視があるため黒のトップコモンとは言い難いが、使う状況次第でトップコモンになりうる。
捕らわれの宿主/Carrier Thrall (1)(黒)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire) BFZ, アンコモン
捕らわれの宿主が死亡したとき、無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(1)を加える。」を持つ。
2/1
Illus.Lius Lasahido (106/274)
フレーバーテキストが物悲しいが要はフェイスハガー的な何か。雷巡チ級に似ている。同じ死亡誘発が緑ではコモンになる。しかし2マナパワー2という点でこちらの方が高評価、やはりアンコなだけはある。別に同盟者でもないのでコモンでもよかったとは思うけども。
完全無視/Complete Disregard (2)(黒)
インスタント BFZ, コモン
欠色(このカードは無色である。)
パワーが3以下のクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
Illus.Peter Mohrbacher (90/274)
インスタント確定除去であり昇華者援護もする。デカブツは倒せないがそれでも黒のトップコモンかと。
淘汰ドローン/Culling Drone (1)(黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi)・ドローン(Drone) BFZ, コモン
欠色
嚥下
2/2
Illus.Alejandro Mirabal (91/274)
黒の嚥下持ち熊。2ターン目に出せばおおよそ後続の昇華者援護か相手の2マナ生物と相打ちを取ってくれる。数を集めたい。
果敢な血王/Defiant Bloodlord (5)(黒)(黒)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire) BFZ, レア
飛行
あなたがライフを得るたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはその点数に等しい点数のライフを失う。
4/5
Illus.Craig J Spearing (107/274)
ハゲ血王を思い出してしまうが俺らは悪くねぇ。サイズは非常に優秀で能力も白黒に合っているがさすがに重く盤面を制圧まではできないため少しきついか。
悪魔の掌握/Demon’s Grasp (4)(黒)
ソーサリー BFZ, コモン
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-5/-5の修整を受ける。
Illus.David Gaillet (108/274)
エルドラージ以外に対してはほぼダーバニ。しかしソーサリーなため対エルドラージのコンバットトリックとしては使えない。普通に鞭の一振りや押しひしぎじゃあかんかったんか。
威圧ドローン/Dominator Drone (2)(黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi)・ドローン(Drone) BFZ, コモン
欠色
嚥下
威圧ドローンが戦場に出たとき、あなたが他の無色のクリーチャーをコントロールしている場合、各対戦相手はそれぞれ2点のライフを失う。
3/2
Illus.James Zapata (92/274)
ZvEに先行収録されたコモンエルドラージ。3マナ3/2嚥下という悪くないスペックにcipでおまけつき。殴っていく赤黒や緑黒では使いたいがサイズ的に止められやすいので、どうせ使うなら2ターン目までに他のエルドラージを出しておき仕事させたい。
マラキールの解放者、ドラーナ/Drana, Liberator of Malakir (1)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー ― 吸血鬼(Vampire)・同盟者(Ally) BFZ, 神話レア
飛行、先制攻撃
マラキールの解放者、ドラーナがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたがコントロールする各攻撃クリーチャーの上に、+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。
2/3
Illus.Mike Bierek (109/274)
ドラーナさんが神話に格上げされ一気に戦闘力が上がった。アナフェンザがローテでスタン落ちした後に搭載歩行機械を強化することがほぼ内定。リミテでも構築でも、タフ3以上のフライヤーをどう乗り越えるかが課題。そのままだとカマキリに一方である。一度カウンターが載ってしまえば以後はやりたい放題できるのでしっかり活かしたい。
従順な復活/Dutiful Return (3)(黒)
ソーサリー BFZ, コモン
あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを最大2枚まで対象とし、それらをあなたの手札に戻す。
Illus.Anna Steinbauer (110/274)
嚥下で抜かれて昇華者で墓地に戻ってきたものを……などと使い方を考えてみても結局デッキに入るカードではない。
間欠泉の忍び寄り/Geyserfield Stalker (4)(黒)
クリーチャー ― エレメンタル(Elemental) BFZ, コモン
威迫
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、間欠泉の忍び寄りは+2/+2の修整を受ける。
3/2
Illus.Deruchenko Alexander (111/274)
黒では貴重な擬似回避能力持ちだが、重さの割にサイズはいまいちパッとしない。上陸を経由して初めて相打ちを取られないサイズになれるのでプレイアブルとは言い難い。
墓の出産/Grave Birthing (2)(黒)
インスタント BFZ, コモン
欠色
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地からカードを1枚追放する。あなたは無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(1)を加える。」を持つ。
カードを1枚引く。
Illus.Craig J Spearing (93/274)
末裔トークン生成・昇華者援護・キャントリップと、3マナのインスタントとしてはできることが多い。生物としてカウントはできないが3マナアクションの中ではなかなか。これで撃った側が追放するカードを選べたら構築でも使えただろうに。
荒廃の一掴み/Grip of Desolation (4)(黒)(黒)
インスタント BFZ, アンコモン
欠色
クリーチャー1体と土地1つを対象とし、それらを追放する。
Illus.Lius Lasahido (94/274)
アンコの確定インスタント除去。生物1体と、大抵の場合相手の覚醒した土地を追放する。1:2交換を取れるカードが弱いはずもなく、2枚分の昇華援護も援護してくれるため色が合えば必ず使いたい。この環境でのテクニックの一つとして、対象を取らない覚醒スペルに対応して対象となった土地を追放してやれば立ち消えさせてやることができる。ラスや全体1点を回避する方法として重要。
グール・ドラズの監視者/Guul Draz Overseer (4)(黒)(黒)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire) BFZ, レア
飛行
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールする他のクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。その土地が沼(Swamp)であるなら、代わりに、ターン終了時までそれらのクリーチャーは+2/+0の修整を受ける。
3/4
Illus.Karl Kopinski (112/274)
ラッパ内蔵生物。今後ドローする土地が全てラッパになるため青黒や緑黒では取りに行きたいレア。しかしこいつ自身は強化されず本体スペックもそこそこ重い割にコモンフライヤーに止められないだけなので注意が必要。
ハグラの名射手/Hagra Sharpshooter (2)(黒)
クリーチャー ― 人間(Human)・暗殺者(Assassin)・同盟者(Ally) BFZ, アンコモン
(4)(黒):クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-1/-1の修整を受ける。
2/2
Illus.Josu Hernaiz (113/274)
サイクルでこいつだけアンコ。能力が能力なので当然だが。マナ効率は決して良くはないがタフ1を完封できるようになるためチャンプブロックされると厳しい緑とできれば組ませたい。本体スペックは3マナ2/2と標準で能力の色拘束もゆるいので黒であればどんなデッキにも入るだろう。地味に同盟者でもある。
カラストリアの癒し手/Kalastria Healer (1)(黒)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire)・クレリック(Cleric)・同盟者(Ally) BFZ, コモン
結集 ― カラストリアの癒し手か他の同盟者(Ally)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
1/2
Illus.Anthony Palumbo (114/274)
サイズが1/2と末裔にはやられないが同じ2マナ域には一方されるという頼りなさが困りもの。せめて1/3だったらとは思うがそれだと固すぎか。数少ないライフゲインができるカードであり、白黒で同盟者を組む際にはかき集める必要がある。
カラストリアの夜警/Kalastria Nightwatch (4)(黒)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire)・戦士(Warrior)・同盟者(Ally) BFZ, コモン
あなたがライフを得るたび、ターン終了時まで、カラストリアの夜警は飛行を得る。
4/5
Illus.Jama Jurabaev (115/274)
素では飛んでいない上に相手のターンに飛ぶのは少々難しいが、それでも5マナ4/5というサイズは十分すぎるほどにプレイアブル。
マラキールの使い魔/Malakir Familiar (2)(黒)
クリーチャー ― コウモリ(Bat) BFZ, アンコモン
飛行、接死
あなたがライフを得るたび、ターン終了時まで、マラキールの使い魔は+1/+1の修整を受ける。
2/1
Illus.Alejandro Mirabal (116/274)
この環境らしからぬ3マナ2/1飛行接死と高い戦闘力を持ち、おまけ扱いだろうがライフゲイン誘発でサイズも上がる。しかしパワー偏重なので空中生成エルドラージ等には要注意。どちらもアンコのため狙いにくいが、突き抜けの矢と組み合わせれば接死ティムに早変わりする。
精神を掻き寄せるもの/Mind Raker (3)(黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi)・昇華者(Processor) BFZ, コモン
欠色
精神を掻き寄せるものが戦場に出たとき、あなたは追放領域から対戦相手がオーナーであるカードを1枚そのプレイヤーの墓地に置いてもよい。そうしたなら、各対戦相手はそれぞれカードを1枚捨てる。
3/3
Illus.Lius Lasahido (95/274)
昇華者としてはいまいち地味だが、環境が遅くハンドに重いカードを抱えやすいためディスカードは言うほど悪くはない。本体スペックも4マナ3/3と標準はある。
ぬかるみの敵意/Mire’s Malice (3)(黒)
ソーサリー BFZ, コモン
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚捨てる。
覚醒3 ― (5)(黒)
Illus.Jakub Kasper (117/274)
精神腐敗が1マナ重くなり覚醒がついた。上でも述べたが環境が遅いためディスカードは悪くはない、特にアドバンテージを取れるこのカードはもっと評価されていい。覚醒で唱えられれば相手は割とどうしようもなくなる。
ニルカーナの暗殺者/Nirkana Assassin (2)(黒)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire)・暗殺者(Assassin)・同盟者(Ally) BFZ, コモン
あなたがライフを得るたび、ターン終了時まで、ニルカーナの暗殺者は接死を得る。
2/3
Illus.Viktor Titov (118/274)
3マナ2/3とケツ側が固く、ライフゲインで接死も持つなら戦闘力はそこそこ高いと言える。
灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited (3)(黒)(黒)
プレインズウォーカー ― ニクシリス(Nixilis) BFZ, 神話レア
[+1]:あなたはカードを1枚引き、1点のライフを失う。
[-3]:クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
[-8]:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは「プレイヤー1人がカードを1枚引くたび、あなたは2点のライフを失う。」を持つ紋章を得る。
5
Illus.Chris Rahn (119/274)
お肉さん。強いことしか書いてない。ギデオンほどではないがリミテでもつよい。
苦い真理/Painful Truths (2)(黒)
ソーサリー BFZ, レア
収斂 ― あなたはカードをX枚引き、X点のライフを失う。Xは、苦い真理を唱えるために支払われたマナの色の総数に等しい。
Illus.Winona Nelson (120/274)
よっわ。3色払えるデッキでもなければ骨読みの方がまだ強い。アブザンに入るかどうかって程度? リミテでは貴重なドローカード。
ハグラへの撤退/Retreat to Hagra (2)(黒)
エンチャント BFZ, アンコモン
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、以下から1つを選ぶ。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+0の修整を受けるとともに接死を得る。
・各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
Illus.Kieran Yanner (121/274)
修正値はサイクルの他の色より落ちるが一点突破に向くようになった。赤と緑にいるトランプル持ちと一緒に使いたい。ドレインの方はこれ自体が軽いためコツコツと4点5点と吸ってくれる。攻守どちらにも使えるので黒に触っているなら是非。
湧き上がる瘴気/Rising Miasma (3)(黒)
ソーサリー BFZ, アンコモン
ターン終了時まで、すべてのクリーチャーは-2/-2の修整を受ける。
覚醒3 ― (5)(黒)(黒)
Illus.Deruchenko Alexander (122/274)
覚醒を持って重くなったが色拘束も緩くなったインフェスト。色拘束が緩くなった点がミソで、青黒や赤黒のような末裔を並べるデッキよりもむしろそれらに対して厳しいゆっくり攻めるデッキがタッチして使うことも可能。小粒が多い環境のため擬似ラスのように使い生き残った地上で殴るプランが取れる。無論黒が濃いデッキでも自己完結しているこのカードは非常に強い。
破滅の道/Ruinous Path (1)(黒)(黒)
ソーサリー BFZ, レア
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。
覚醒4 ― (5)(黒)(黒)
Illus.Jaime Jones (123/274)
ソーサリーになって覚醒がついた新しい英雄の破滅。構築ではそのまま後釜として使われることが内定。リミテでは相手のボムを落とすカードだが、除去特有の自身はボムにはなれない点を克服し7マナ4/4cip除去にもなれる。どう使っても強い。
音無く飛ぶもの/Silent Skimmer (3)(黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi)・ドローン(Drone) BFZ, コモン
欠色
飛行
音無く飛ぶものが攻撃するたび、防御プレイヤーは2点のライフを失う。
0/4
Illus.Alejandro Mirabal (96/274)
攻撃誘発で2点ルーズのため防ぐのが非常に困難。コモンフライヤーには止められず、コモンフライヤーを止める固さも持つ。しかしパワーを持たないためダブルブロック・ダブルアタックに弱い。実は黒で唯一のコモンフライヤーのため1枚は必要なカードである。
ハヤバイ/Skitterskin (3)(黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi)・ドローン(Drone) BFZ, アンコモン
欠色
ハヤバイではブロックできない。
(1)(黒):ハヤバイを再生する。この能力は、あなたが他の無色のクリーチャーをコントロールしているときにのみ起動できる。
4/3
Illus.Michael Komarck (97/274)
名前にはツッコまない。ブロッカーには回れないため再生上等でガンガン殴るのが仕事である。役割と自身のサイズが噛み合っているため黒の入った攻めるデッキではエースアタッカーになれそう。
泥這い/Sludge Crawler (黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi)・ドローン(Drone) BFZ, コモン
欠色
嚥下
(2):ターン終了時まで、泥這いは+1/+1の修整を受ける。
1/1
Illus.Johann Bodin (98/274)
黒の1マナドローン。マナを注ぎ込めばそこそこのアタッカーにまでは膨れるので後半引いても決して弱くはならない、むしろ後半引きたいカード。最序盤に引いて出すと大体1枚嚥下で落とした後チャンプブロックして死ぬ。後手で抜ける22か23枚目かと。
息詰まる忌まわしきもの/Smothering Abomination (2)(黒)(黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi) BFZ, レア
欠色
飛行
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
あなたがクリーチャーを1体生け贄に捧げるたび、カードを1枚引く。
4/3
Illus.Aleksi Briclot (99/274)
黒によくいる高コスパでデメリット持ちかと思ったらデメリットをメリットに変えてた。トークンでも誘発し、能動的にサクれる末裔トークンが1ドローに変わる。普通ライフルーズでもついてそうなもんだが。サイズも優秀。
大群の殺到/Swarm Surge (2)(黒)
ソーサリー BFZ, コモン
欠色
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+2/+0の修整を受ける。ターン終了時まで、あなたがコントロールする無色のクリーチャーはさらに先制攻撃を得る。
Illus.Svetlin Velinov (100/274)
今回ラッパ戦略が黒になった。インスタントでなくなったのはつらいが末裔トークンですら先制攻撃で一方を取れるサイズに変える。勘違いしやすいが無色生物のみに先制攻撃がつくだけでパワー修正は自軍全員である。
精神背信/Transgress the Mind (1)(黒)
ソーサリー BFZ, アンコモン
欠色
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中から点数で見たマナ・コストが3以上のカードを1枚選び、そのカードを追放する。
Illus.Cynthia Sheppard (101/274)
AVRに脳食願望というカードがあったが抜ける範囲が広くなった。1:1交換にしかならないハンデスはリミテでは微妙になりがちだが、これは昇華者援護にもなるので同じような評価は下せない。抜ける先も多く意外と入るのではなかろうか。
吸血の儀式/Vampiric Rites (黒)
エンチャント BFZ, アンコモン
(1)(黒),クリーチャーを1体生け贄に捧げる:あなたは1点のライフを得てカードを1枚引く。
Illus.Anastasia Ovchinnikova (124/274)
アンコ以上にはライフゲインカードはそこそこあり、これもコストはかかるが継続的にライフゲインできるカードの一つ。チャンプブロックした生物がカード1枚とライフ1点になるのでかなりの時間稼ぎが可能。そのまま大きなエルドラージに繋げたい。
大食の虚身/Voracious Null (2)(黒)
クリーチャー ― ゾンビ(Zombie) BFZ, コモン
(1)(黒),他のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:大食の虚身の上に+1/+1カウンターを2個置く。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。
2/2
Illus.Karl Kopinski (125/274)
やったーハスク……と思いきや戦闘中には食えない。継続的な強化になるので当然。素のサイズは標準だがサクる先を確保して6/6以上になればほぼ討ち取れなくなる。大物潰しに注意。
不毛の地の絞殺者/Wasteland Strangler (2)(黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi)・昇華者(Processor) BFZ, レア
欠色
不毛の地の絞殺者が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。あなたは追放領域から対戦相手がオーナーであるカードを1枚そのプレイヤーの墓地に置いてもよい。そうしたなら、ターン終了時まで、そのクリーチャーは-3/-3の修整を受ける。
3/2
Illus.Jack Wang (102/274)
除去る昇華者。マイナス修正なので再生も許さず、本体のサイズも3マナ3/2と優秀。しかし修正値が有効に働くのがゲーム中盤までなので早めに機能させて主導権を握りたい。構築にも居場所を見つけられるか。
ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat (1)(黒)
クリーチャー ― 人間(Human)・ならず者(Rogue)・同盟者(Ally) BFZ, アンコモン
ズーラポートの殺し屋かあなたがコントロールする他のクリーチャーが1体死亡するたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
1/1
Illus.Jason Rainville (126/274)
相手の生物では誘発しなくなった血の芸術家。代わりに自身も殴れるようになったので構築ではアリストクラッツ的なデッキに居場所を作りそうだ。リミテでもゲインを誘発させるカード。大事にしたい。
インスタント BFZ, コモン
祭壇の刈り取りを唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
カードを2枚引く。
Illus.Tyler Jacobson (103/274)
再録。この環境ではサクる対象に困ることは少なく、チャンプブロックした末裔トークン、あるいは膨れ鞘や回収ドローンなどをサクってドローに変えるためのカード。青のコモンドローである輝く光波がごみすぎるためドローとしてお呼びがかかるのも少なくなさそう。
血の絆の吸血鬼/Bloodbond Vampire (2)(黒)(黒)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire)・シャーマン(Shaman)・同盟者(Ally) BFZ, アンコモン
あなたがライフを得るたび、血の絆の吸血鬼の上に+1/+1カウンターを1個置く。
3/3
Illus.Anna Steinbauer (104/274)
黒は今回ライフゲインで誘発する能力持ちが多く、エルドラージでない黒をするならば継続的にライフゲインができるようカードを集めたい。こいつはゲイン誘発で+1/+1カウンターが載る。2回誘発すればほぼ地上で止められなくなるためぜひ活用できる構成に組みたい。
骨の粉砕/Bone Splinters (黒)
ソーサリー BFZ, コモン
骨の粉砕を唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
Illus.Deruchenko Alexander (105/274)
祭壇の刈り取りと似た評価になるが、こちらは直接目の前の脅威を排除するため非常に頼りになる。賞味期限の切れた軽量生物を相手のボムにぶつけたい。完全無視があるため黒のトップコモンとは言い難いが、使う状況次第でトップコモンになりうる。
捕らわれの宿主/Carrier Thrall (1)(黒)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire) BFZ, アンコモン
捕らわれの宿主が死亡したとき、無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(1)を加える。」を持つ。
2/1
Illus.Lius Lasahido (106/274)
フレーバーテキストが物悲しいが要はフェイスハガー的な何か。雷巡チ級に似ている。同じ死亡誘発が緑ではコモンになる。しかし2マナパワー2という点でこちらの方が高評価、やはりアンコなだけはある。別に同盟者でもないのでコモンでもよかったとは思うけども。
完全無視/Complete Disregard (2)(黒)
インスタント BFZ, コモン
欠色(このカードは無色である。)
パワーが3以下のクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
Illus.Peter Mohrbacher (90/274)
インスタント確定除去であり昇華者援護もする。デカブツは倒せないがそれでも黒のトップコモンかと。
淘汰ドローン/Culling Drone (1)(黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi)・ドローン(Drone) BFZ, コモン
欠色
嚥下
2/2
Illus.Alejandro Mirabal (91/274)
黒の嚥下持ち熊。2ターン目に出せばおおよそ後続の昇華者援護か相手の2マナ生物と相打ちを取ってくれる。数を集めたい。
果敢な血王/Defiant Bloodlord (5)(黒)(黒)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire) BFZ, レア
飛行
あなたがライフを得るたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはその点数に等しい点数のライフを失う。
4/5
Illus.Craig J Spearing (107/274)
ハゲ血王を思い出してしまうが俺らは悪くねぇ。サイズは非常に優秀で能力も白黒に合っているがさすがに重く盤面を制圧まではできないため少しきついか。
悪魔の掌握/Demon’s Grasp (4)(黒)
ソーサリー BFZ, コモン
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-5/-5の修整を受ける。
Illus.David Gaillet (108/274)
エルドラージ以外に対してはほぼダーバニ。しかしソーサリーなため対エルドラージのコンバットトリックとしては使えない。普通に鞭の一振りや押しひしぎじゃあかんかったんか。
威圧ドローン/Dominator Drone (2)(黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi)・ドローン(Drone) BFZ, コモン
欠色
嚥下
威圧ドローンが戦場に出たとき、あなたが他の無色のクリーチャーをコントロールしている場合、各対戦相手はそれぞれ2点のライフを失う。
3/2
Illus.James Zapata (92/274)
ZvEに先行収録されたコモンエルドラージ。3マナ3/2嚥下という悪くないスペックにcipでおまけつき。殴っていく赤黒や緑黒では使いたいがサイズ的に止められやすいので、どうせ使うなら2ターン目までに他のエルドラージを出しておき仕事させたい。
マラキールの解放者、ドラーナ/Drana, Liberator of Malakir (1)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー ― 吸血鬼(Vampire)・同盟者(Ally) BFZ, 神話レア
飛行、先制攻撃
マラキールの解放者、ドラーナがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたがコントロールする各攻撃クリーチャーの上に、+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。
2/3
Illus.Mike Bierek (109/274)
ドラーナさんが神話に格上げされ一気に戦闘力が上がった。アナフェンザがローテでスタン落ちした後に搭載歩行機械を強化することがほぼ内定。リミテでも構築でも、タフ3以上のフライヤーをどう乗り越えるかが課題。そのままだとカマキリに一方である。一度カウンターが載ってしまえば以後はやりたい放題できるのでしっかり活かしたい。
従順な復活/Dutiful Return (3)(黒)
ソーサリー BFZ, コモン
あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを最大2枚まで対象とし、それらをあなたの手札に戻す。
Illus.Anna Steinbauer (110/274)
嚥下で抜かれて昇華者で墓地に戻ってきたものを……などと使い方を考えてみても結局デッキに入るカードではない。
間欠泉の忍び寄り/Geyserfield Stalker (4)(黒)
クリーチャー ― エレメンタル(Elemental) BFZ, コモン
威迫
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、間欠泉の忍び寄りは+2/+2の修整を受ける。
3/2
Illus.Deruchenko Alexander (111/274)
黒では貴重な擬似回避能力持ちだが、重さの割にサイズはいまいちパッとしない。上陸を経由して初めて相打ちを取られないサイズになれるのでプレイアブルとは言い難い。
墓の出産/Grave Birthing (2)(黒)
インスタント BFZ, コモン
欠色
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地からカードを1枚追放する。あなたは無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(1)を加える。」を持つ。
カードを1枚引く。
Illus.Craig J Spearing (93/274)
末裔トークン生成・昇華者援護・キャントリップと、3マナのインスタントとしてはできることが多い。生物としてカウントはできないが3マナアクションの中ではなかなか。これで撃った側が追放するカードを選べたら構築でも使えただろうに。
荒廃の一掴み/Grip of Desolation (4)(黒)(黒)
インスタント BFZ, アンコモン
欠色
クリーチャー1体と土地1つを対象とし、それらを追放する。
Illus.Lius Lasahido (94/274)
アンコの確定インスタント除去。生物1体と、大抵の場合相手の覚醒した土地を追放する。1:2交換を取れるカードが弱いはずもなく、2枚分の昇華援護も援護してくれるため色が合えば必ず使いたい。この環境でのテクニックの一つとして、対象を取らない覚醒スペルに対応して対象となった土地を追放してやれば立ち消えさせてやることができる。ラスや全体1点を回避する方法として重要。
グール・ドラズの監視者/Guul Draz Overseer (4)(黒)(黒)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire) BFZ, レア
飛行
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールする他のクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。その土地が沼(Swamp)であるなら、代わりに、ターン終了時までそれらのクリーチャーは+2/+0の修整を受ける。
3/4
Illus.Karl Kopinski (112/274)
ラッパ内蔵生物。今後ドローする土地が全てラッパになるため青黒や緑黒では取りに行きたいレア。しかしこいつ自身は強化されず本体スペックもそこそこ重い割にコモンフライヤーに止められないだけなので注意が必要。
ハグラの名射手/Hagra Sharpshooter (2)(黒)
クリーチャー ― 人間(Human)・暗殺者(Assassin)・同盟者(Ally) BFZ, アンコモン
(4)(黒):クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-1/-1の修整を受ける。
2/2
Illus.Josu Hernaiz (113/274)
サイクルでこいつだけアンコ。能力が能力なので当然だが。マナ効率は決して良くはないがタフ1を完封できるようになるためチャンプブロックされると厳しい緑とできれば組ませたい。本体スペックは3マナ2/2と標準で能力の色拘束もゆるいので黒であればどんなデッキにも入るだろう。地味に同盟者でもある。
カラストリアの癒し手/Kalastria Healer (1)(黒)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire)・クレリック(Cleric)・同盟者(Ally) BFZ, コモン
結集 ― カラストリアの癒し手か他の同盟者(Ally)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
1/2
Illus.Anthony Palumbo (114/274)
サイズが1/2と末裔にはやられないが同じ2マナ域には一方されるという頼りなさが困りもの。せめて1/3だったらとは思うがそれだと固すぎか。数少ないライフゲインができるカードであり、白黒で同盟者を組む際にはかき集める必要がある。
カラストリアの夜警/Kalastria Nightwatch (4)(黒)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire)・戦士(Warrior)・同盟者(Ally) BFZ, コモン
あなたがライフを得るたび、ターン終了時まで、カラストリアの夜警は飛行を得る。
4/5
Illus.Jama Jurabaev (115/274)
素では飛んでいない上に相手のターンに飛ぶのは少々難しいが、それでも5マナ4/5というサイズは十分すぎるほどにプレイアブル。
マラキールの使い魔/Malakir Familiar (2)(黒)
クリーチャー ― コウモリ(Bat) BFZ, アンコモン
飛行、接死
あなたがライフを得るたび、ターン終了時まで、マラキールの使い魔は+1/+1の修整を受ける。
2/1
Illus.Alejandro Mirabal (116/274)
この環境らしからぬ3マナ2/1飛行接死と高い戦闘力を持ち、おまけ扱いだろうがライフゲイン誘発でサイズも上がる。しかしパワー偏重なので空中生成エルドラージ等には要注意。どちらもアンコのため狙いにくいが、突き抜けの矢と組み合わせれば接死ティムに早変わりする。
精神を掻き寄せるもの/Mind Raker (3)(黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi)・昇華者(Processor) BFZ, コモン
欠色
精神を掻き寄せるものが戦場に出たとき、あなたは追放領域から対戦相手がオーナーであるカードを1枚そのプレイヤーの墓地に置いてもよい。そうしたなら、各対戦相手はそれぞれカードを1枚捨てる。
3/3
Illus.Lius Lasahido (95/274)
昇華者としてはいまいち地味だが、環境が遅くハンドに重いカードを抱えやすいためディスカードは言うほど悪くはない。本体スペックも4マナ3/3と標準はある。
ぬかるみの敵意/Mire’s Malice (3)(黒)
ソーサリー BFZ, コモン
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚捨てる。
覚醒3 ― (5)(黒)
Illus.Jakub Kasper (117/274)
精神腐敗が1マナ重くなり覚醒がついた。上でも述べたが環境が遅いためディスカードは悪くはない、特にアドバンテージを取れるこのカードはもっと評価されていい。覚醒で唱えられれば相手は割とどうしようもなくなる。
ニルカーナの暗殺者/Nirkana Assassin (2)(黒)
クリーチャー ― 吸血鬼(Vampire)・暗殺者(Assassin)・同盟者(Ally) BFZ, コモン
あなたがライフを得るたび、ターン終了時まで、ニルカーナの暗殺者は接死を得る。
2/3
Illus.Viktor Titov (118/274)
3マナ2/3とケツ側が固く、ライフゲインで接死も持つなら戦闘力はそこそこ高いと言える。
灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited (3)(黒)(黒)
プレインズウォーカー ― ニクシリス(Nixilis) BFZ, 神話レア
[+1]:あなたはカードを1枚引き、1点のライフを失う。
[-3]:クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
[-8]:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは「プレイヤー1人がカードを1枚引くたび、あなたは2点のライフを失う。」を持つ紋章を得る。
5
Illus.Chris Rahn (119/274)
お肉さん。強いことしか書いてない。ギデオンほどではないがリミテでもつよい。
苦い真理/Painful Truths (2)(黒)
ソーサリー BFZ, レア
収斂 ― あなたはカードをX枚引き、X点のライフを失う。Xは、苦い真理を唱えるために支払われたマナの色の総数に等しい。
Illus.Winona Nelson (120/274)
よっわ。3色払えるデッキでもなければ骨読みの方がまだ強い。アブザンに入るかどうかって程度? リミテでは貴重なドローカード。
ハグラへの撤退/Retreat to Hagra (2)(黒)
エンチャント BFZ, アンコモン
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、以下から1つを選ぶ。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+0の修整を受けるとともに接死を得る。
・各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
Illus.Kieran Yanner (121/274)
修正値はサイクルの他の色より落ちるが一点突破に向くようになった。赤と緑にいるトランプル持ちと一緒に使いたい。ドレインの方はこれ自体が軽いためコツコツと4点5点と吸ってくれる。攻守どちらにも使えるので黒に触っているなら是非。
湧き上がる瘴気/Rising Miasma (3)(黒)
ソーサリー BFZ, アンコモン
ターン終了時まで、すべてのクリーチャーは-2/-2の修整を受ける。
覚醒3 ― (5)(黒)(黒)
Illus.Deruchenko Alexander (122/274)
覚醒を持って重くなったが色拘束も緩くなったインフェスト。色拘束が緩くなった点がミソで、青黒や赤黒のような末裔を並べるデッキよりもむしろそれらに対して厳しいゆっくり攻めるデッキがタッチして使うことも可能。小粒が多い環境のため擬似ラスのように使い生き残った地上で殴るプランが取れる。無論黒が濃いデッキでも自己完結しているこのカードは非常に強い。
破滅の道/Ruinous Path (1)(黒)(黒)
ソーサリー BFZ, レア
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。
覚醒4 ― (5)(黒)(黒)
Illus.Jaime Jones (123/274)
ソーサリーになって覚醒がついた新しい英雄の破滅。構築ではそのまま後釜として使われることが内定。リミテでは相手のボムを落とすカードだが、除去特有の自身はボムにはなれない点を克服し7マナ4/4cip除去にもなれる。どう使っても強い。
音無く飛ぶもの/Silent Skimmer (3)(黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi)・ドローン(Drone) BFZ, コモン
欠色
飛行
音無く飛ぶものが攻撃するたび、防御プレイヤーは2点のライフを失う。
0/4
Illus.Alejandro Mirabal (96/274)
攻撃誘発で2点ルーズのため防ぐのが非常に困難。コモンフライヤーには止められず、コモンフライヤーを止める固さも持つ。しかしパワーを持たないためダブルブロック・ダブルアタックに弱い。実は黒で唯一のコモンフライヤーのため1枚は必要なカードである。
ハヤバイ/Skitterskin (3)(黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi)・ドローン(Drone) BFZ, アンコモン
欠色
ハヤバイではブロックできない。
(1)(黒):ハヤバイを再生する。この能力は、あなたが他の無色のクリーチャーをコントロールしているときにのみ起動できる。
4/3
Illus.Michael Komarck (97/274)
名前にはツッコまない。ブロッカーには回れないため再生上等でガンガン殴るのが仕事である。役割と自身のサイズが噛み合っているため黒の入った攻めるデッキではエースアタッカーになれそう。
泥這い/Sludge Crawler (黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi)・ドローン(Drone) BFZ, コモン
欠色
嚥下
(2):ターン終了時まで、泥這いは+1/+1の修整を受ける。
1/1
Illus.Johann Bodin (98/274)
黒の1マナドローン。マナを注ぎ込めばそこそこのアタッカーにまでは膨れるので後半引いても決して弱くはならない、むしろ後半引きたいカード。最序盤に引いて出すと大体1枚嚥下で落とした後チャンプブロックして死ぬ。後手で抜ける22か23枚目かと。
息詰まる忌まわしきもの/Smothering Abomination (2)(黒)(黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi) BFZ, レア
欠色
飛行
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
あなたがクリーチャーを1体生け贄に捧げるたび、カードを1枚引く。
4/3
Illus.Aleksi Briclot (99/274)
黒によくいる高コスパでデメリット持ちかと思ったらデメリットをメリットに変えてた。トークンでも誘発し、能動的にサクれる末裔トークンが1ドローに変わる。普通ライフルーズでもついてそうなもんだが。サイズも優秀。
大群の殺到/Swarm Surge (2)(黒)
ソーサリー BFZ, コモン
欠色
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+2/+0の修整を受ける。ターン終了時まで、あなたがコントロールする無色のクリーチャーはさらに先制攻撃を得る。
Illus.Svetlin Velinov (100/274)
今回ラッパ戦略が黒になった。インスタントでなくなったのはつらいが末裔トークンですら先制攻撃で一方を取れるサイズに変える。勘違いしやすいが無色生物のみに先制攻撃がつくだけでパワー修正は自軍全員である。
精神背信/Transgress the Mind (1)(黒)
ソーサリー BFZ, アンコモン
欠色
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中から点数で見たマナ・コストが3以上のカードを1枚選び、そのカードを追放する。
Illus.Cynthia Sheppard (101/274)
AVRに脳食願望というカードがあったが抜ける範囲が広くなった。1:1交換にしかならないハンデスはリミテでは微妙になりがちだが、これは昇華者援護にもなるので同じような評価は下せない。抜ける先も多く意外と入るのではなかろうか。
吸血の儀式/Vampiric Rites (黒)
エンチャント BFZ, アンコモン
(1)(黒),クリーチャーを1体生け贄に捧げる:あなたは1点のライフを得てカードを1枚引く。
Illus.Anastasia Ovchinnikova (124/274)
アンコ以上にはライフゲインカードはそこそこあり、これもコストはかかるが継続的にライフゲインできるカードの一つ。チャンプブロックした生物がカード1枚とライフ1点になるのでかなりの時間稼ぎが可能。そのまま大きなエルドラージに繋げたい。
大食の虚身/Voracious Null (2)(黒)
クリーチャー ― ゾンビ(Zombie) BFZ, コモン
(1)(黒),他のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:大食の虚身の上に+1/+1カウンターを2個置く。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。
2/2
Illus.Karl Kopinski (125/274)
やったーハスク……と思いきや戦闘中には食えない。継続的な強化になるので当然。素のサイズは標準だがサクる先を確保して6/6以上になればほぼ討ち取れなくなる。大物潰しに注意。
不毛の地の絞殺者/Wasteland Strangler (2)(黒)
クリーチャー ― エルドラージ(Eldrazi)・昇華者(Processor) BFZ, レア
欠色
不毛の地の絞殺者が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。あなたは追放領域から対戦相手がオーナーであるカードを1枚そのプレイヤーの墓地に置いてもよい。そうしたなら、ターン終了時まで、そのクリーチャーは-3/-3の修整を受ける。
3/2
Illus.Jack Wang (102/274)
除去る昇華者。マイナス修正なので再生も許さず、本体のサイズも3マナ3/2と優秀。しかし修正値が有効に働くのがゲーム中盤までなので早めに機能させて主導権を握りたい。構築にも居場所を見つけられるか。
ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat (1)(黒)
クリーチャー ― 人間(Human)・ならず者(Rogue)・同盟者(Ally) BFZ, アンコモン
ズーラポートの殺し屋かあなたがコントロールする他のクリーチャーが1体死亡するたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
1/1
Illus.Jason Rainville (126/274)
相手の生物では誘発しなくなった血の芸術家。代わりに自身も殴れるようになったので構築ではアリストクラッツ的なデッキに居場所を作りそうだ。リミテでもゲインを誘発させるカード。大事にしたい。
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